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Scherzo and Field

好きな小説、漫画について徒然なるままに書くお気楽ブログサイトです♪  *現在、「アイシールド21」にハマっているので蛭×姉を中心に同人的要素を含んだものがあります。ご注意ください.*

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  posted by at 05:43:36 │EDIT
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POOL 2

  posted by 春海 さな at 23:45:16 │EDIT
夏休みは忙しすぎる~~!!

今年、結局、海には行けそうにないっす。

雨のせいで海に行けないだとか、花火に行けなかっただとか文句云ってちゃ駄目だよね。
広島は本当に大変なことになってて・・・ニュースを見てるとつらくなります。
まだまだ油断はできないようで・・・これ以上、被害が出ない事を祈るばかりです。




































水着姿を見てみたい男子は「蛭魔妖一」

思いがけない咲蘭の言葉にまもりは卵焼きが喉につまりそうになった。


「えー、なんで!?」


アコが素直に驚きの声をあげる。


「だってスタイル良いし、あんだけ鍛えてんだから筋肉も結構ついてそうじゃない?」
「あー、たしかに。無駄な肉は一切ついてなさそうだよね。まさに細マッチョってやつかもね」


二人の会話にまもりは冷たいイメージとはうらはらにとても温かくてたくましい蛭魔の鍛えぬかれた身体を思い出して少し顔が赤くなった。


「まもってばなに顔赤くしてんのよ」
「蛭魔のヌードでも想像しちゃった?やっらし~」


まもりをからかってケタケタ笑う二人にまもりは慌てて弁解した。


「ち、チガウの!きんぴらの唐辛子がききすぎてたからよ!」
「そう?あやしいなぁ」
「あやしくないです!」


まもりはますます顔を赤くしてきんぴらを食べきった。


実はまもりは蛭魔と三年生になる直前からお付き合いをしている。
しているのだが、付き合っていることは内緒で誰にも話していない。
内緒にしたのはまもりの希望だった。

二年生の頃から周囲に散々二人の仲をあやしまれ、それをことごとくを否定して来たのに今さら付き合いだしたと言うのが恥ずかしくて蛭魔に口止めしたのだ。
機会をみておいおい打ち明けようと思ってはいたのだが、一度ついた嘘はなかなか告白するタイミングが難しく、ズルズルと秘密のままが続き現在にいたっている。


「蛭魔君以外にだって鍛えてる人、運動部にはいるじゃない?別に蛭魔君じゃなくても…」
「だってもしかしたらマジでしっぽついてるかも~とか思ったら確かめてみたくならない?」
「は?しっぽ?」
「しっぽ!あはは!あの黒くて細長くて先っぽが矢印みたいになってるやつでしょ?たしかに蛭魔ならついてるかも~!」


思いもよらない発想にまもりはぽかんとするが、咲蘭の言葉にアコは大ウケした。
悪魔と呼ばれる男は実は本当に悪魔で、そのお尻にはしっぽがはえているかもしれないと考えるととても似合っていて笑えてくる。
絶対にそんなモノはついていないと知っているまもりだがつい想像して思わず一緒に笑ってしまった。


「そう言えば蛭魔ってプールの授業参加してるの見た事無いなァ…」
「実は悪魔は水が苦手でナカヅチとか?泳げない悪魔!溺れる悪魔!格好悪~!」
「あはは、プールの水は聖水じゃないっての。やっぱ私はしっぽがついている説の方が良いナァ」」
「誰に何がついてるって?」


背後から聞こえた声にアコと咲蘭は一瞬にして固まった。
アコ達と向かいあって座っていたまもりは蛭魔の突然の出現には慣れているのでけろりとしている。


「蛭魔君、今からお昼?」
「おう」
「ここあいてるよ」
「ん」


まもりは普通に友人にすすめるように自分の隣の席をすすめ、蛭魔も普通に腰をかけた。


「…蛭魔君、それ何ランチ?」


蛭魔が置いたトレーの料理を見てまもりの眉がよった。


「あん?別にSランチだろ」
「泥門のランチはABCだけよ?そんな盛り沢山なランチないよ」
「だからスペシャルナンダヨ」


蛭魔のランチの内容は、Aランチの豚のしょうが焼きにBランチのアジとエビのフライにCランチのハンバーグがおお皿に盛り付けられている。
味噌汁に小鉢、そして白ご飯のかわりにカツ丼が鎮座している。


「うわ、蛭魔スペシャル初めて見た。本当だったんだ」
「何それ」


ぼそりと呟いたアコに咲蘭が聞いた。


「学校の七不思議の一つだよ。泥門の食堂には蛭魔だけが頼める『蛭魔スペシャル』ってランチがあるって言う」
「七不思議ってことはまだ6つあるの?」
「らしいよ。私も全部は知らないんだけど…他には、泥門の校内の何処かに武器庫があるとか、職員室に自由に出入りできる秘密ドアを作っているとか、泥門の校内の鍵全部持ってるとか…」


全て思い当たるまもりは隣の蛭魔に呆れた視線を送るが当の蛭魔は素知らぬ顔でランチをパクついている。
そんな蛭魔にため息を一つついてまもりは話題をかえた。


「今度の日曜日なんだけど」
「あ?練習試合組んどいた」
「えっ!?部活は休みの予定じゃなかった!?」
「賊学がどうしてもって泣きついて来たんだヨ」
「本当に?」
「なんかあんのか?」
「アコ達と久しぶりに遊ぼうって話しになってて…部活休みだと思ってたから…」
「受験生が余裕デスネェ~」
「受験生にも息抜きは必要です!…アコ、咲蘭ゴメンね。試合が入ったから遊びに行くの無理だわ」
「あ~…」
「試合…ならしょうがない…よね」


アコと咲蘭は顔を見合せしぶしぶ了承した、その時――――


「ちょっと待ったー!」


いきなりアコ達の後ろの席に座っていた男子が立ち上がった。


「蛭魔君!君は横暴だ!」


ビシッと蛭魔を指さして声高々に訴え始めた。
何が始まるのか興味津々に食堂中の視線が集まるが、蛭魔は全く相手にせず、悠々と食事を続けている。
一方、立ち上がった男子の顔を見て「うっ」っとなったのはまもりだった。
先日、告白を断った相手だったからだ。








                 つづく






続き・・・・早くかきあげたいけど まだ3行くらいしかかけてない★
夏休みの間に書き上げたいけれど・・・・どうだろ~~。




















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