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やったー!
ようやくコピーの仕方が分かった!
これでメールを打ち直ししなくても良いゾv
ヤレヤレだわ。
えっと、今更ですが・・・
世の中はすでにホワイトデーの時期ですが・・・
バレンタインネタです★
今更ー!?って言われそうですが・・・。
今年のバレンタイン前後はインフルでねこんでたんだもん~~~!
せっかくネタも考えたことだし、一年待つのもアレなんで、時期はずれでもUPする!
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
「嘘だ…」
「この世の終わりが来んのか?」
「マジかよ…」
アメフト部員達は自分の目の前で繰り広げられている光景が信じられず、ただ呆然と立ち尽くした――――。
今日は年に一度、甘い匂いと雰囲気がそこらかしこに溢れかえる日であり、それと同じかそれ以上に怒気やら嫉妬やら負の感情が渦巻く日でもある。
そう、今日は愛憎悲喜こもごもなバレンタインデーだ。
今まで誰からもチョコレートをもらった事のなかったアメフト部員達だったが今年は違った。
朝練の時、泥門の男なら誰でも羨む学園のマドンナからチョコレートをもらえたのだ。
例え義理だろうと友チョコだろうと学園のマドンナのまもりからチョコレートをもらったしかも手作りのチョコと言う事実は代わりなく、今日一日周りの男どもから嫉妬と羨望の眼差しを痛いほど受け続けた。
きっと放課後にはデビルバットのチアリーダ・鈴音からも貰えはずだから最低でもチョコレート二個は確実と踏んでいた。
しかし、実際は違った。
これがクリスマスボウル優勝と言う輝かしい栄光を手に入れた効果なのか――――?
アメフト部員達はそれぞれなんとクラスの女子から数個の友チョコが貰えたのだ。
こんな事は人生で初めての事で軽く感動すら覚えた程だった。
十文字とセナにいたっては幾つかの本命チョコなるものまでもらうと言う人生初の経験までしてしまった。
そんな中、衝撃のニュースが泥門を駆け巡った。
それは―――
泥門の悪魔が女子に告白されていると言うものだった。
さすが全国優勝のアメフト部のキャプテンであり、花形のQBとなると現金なもので去年までとは蛭魔に対する扱いが違った。
下駄箱や机にいくつものチョコが置かれていたのだ。
そんなもの蛭魔が喜ぶハズもなく、見た瞬間にケルベロスを呼ぶとそれらのチョコを全部持ち主へ突き返すよう命令した。
もちろん、差出人の目の前でならチョコを貪り食っても良いと許可を出して。
なので蛭魔は一つのチョコも受け取る事なく1日を終われるハズだった。
直接
蛭魔にチョコレートを渡して告白をすると言う強者が現れるまでは――――
今まではその名を聞いただけで悲鳴をあげる者、逃げる者、お経をあげる者はいたが決して近づく者がいなかったアノ蛭魔が女子から告白を受けていると言う前代未聞、空前絶後の事態にただでさえバレンタインで浮き足だっていた校内には軽くパニックが起こっていた。
噂を聞きつけ、蛭魔が告白されている現場をこっそり覗きに来たアメフト部員達は、女子に告白されている蛭魔を実際に目の当たりにしてもにわかには信じられず、呆然と冒頭の言葉を口にしていた。
「あの告ってる一年って こないだ有名芸能事務所からスカウトされたって女じゃね?」
「あー、それ俺も聞いたわ。あの噂の奴か。たしかにレベル高ぇな」
「…蛭魔さんどうするのかな?」
「普通考えたら断らねえけど…」
「悪魔だしなぁ…」
「それに…ナァ」
「あぁ」
「まあなぁ」
「なんだぁ?お前ら蛭魔さん断るって思ってんのか?」
セナの心配をよそに、三兄弟はどこか達観した様子を醸し出しながら蛭魔は断ると思っているようだった。
そんな三人に疑問に思い質問したモン太は一斉に三人からなんとも言えない憐れみの目を向けられてしまった。
「な、なんだよ!?俺が何かしたって言うのかよ!?なんなんだァ?その顔はよぉ」
「いや…」
「知らぬが仏っつーか」
「まあ、そのうちわかんだろ」
それだけ言うと三人は蛭魔へと視線を戻してしまった。
「なんなんだよぉ」
納得いかないまま モン太も視線を蛭魔へと向けた。
女の子の告白がちょうど終わった所で、五人は蛭魔がなんと返事するのか固唾をのんで見守ったが、当の蛭魔は一切気負った所はなく、いたって平常で「要らね」と一言で切り捨てた。
「私のどこが駄目なんですか!?言ってくれたら直しますから!」
なおも食い下がる女子に蛭魔は引導を渡すとばかりに黒い手帳を取り出した。
その手帳に一瞬怯んだものの一年の女子はその場に踏み留まった。
そんな様子に蛭魔はふんと軽く鼻を鳴らすと手帳を開いて読み上げた。
「一年五組 白石ありさ。成績は中の上。最近、大手芸能事務所からスカウトされたらしいなァ?いいんですかネェ?デビューそうそうスキャンダルで潰されても」
「かまわない!先輩が付き合ってくれるならデビューのお話は断るから!」
きっぱり言い切る ありさに蛭魔はぴくんと片眉を軽く上げた。
「初めてデビルバッツの試合をみてから好きなんです!お願いします!」
「駄目だ。うせろ」
必死の告白を続けるありさだが、そんなありさに対して蛭魔はどんどん無表情になっていく。
「なんで?どうして?!」
よほど自分に自信があるのだろう。
なおも引かないありさに蛭魔はいい放った。
「てめえは使えねえ女だからだ」
その声は感情の一切こもらない底冷えするような声で、さすがのありさも一瞬で青ざめ震えながら脱兎の如く逃げて行った。
色んな蛭魔に慣れているはずの隠れて会話を聞いていた五人の背中にも悪寒が走った程だ。
あんな可憐な少女に耐えれるハズはない。
梓が去った後、何事もなかったように蛭魔がその場を立ち去り、ようやく五人は息をつけた。
「こ、怖かった…」
「やっぱ悪魔は悪魔だな…」
「そんじょそこらの女が太刀打ちできる相手じゃねーって」
「だな…」
皆が一斉にハァと息をついた瞬間、「みんな何してるの?」と突然声をかけられ全員が一瞬心臓が飛び出るかと思うくらい驚いた。
そんなみんなの様子に声をかけたまもりの方がびっくりして固まっている。
「あ、なんだ。まもり姉ちゃんかぁ。良かった」
「みんなどうしたの?凄く驚いてたけど?」
「いやぁ、なんでもねえよ」
「そうそう、たまたま集まっただけで…なぁ?」
「おう」
「そうっすよ まもりさん!蛭魔先輩が告白されてんの覗いてた訳じゃないんすよ!」
「あっ、馬鹿ザル!」
十文字が止めようとしたが、モン太はつるりと何をしていたのかバレバレの嘘をついた。
その途端、さっとまもりの顔色が変わった。
―――馬鹿ザルが余計なこと言うから見たくもねえ表情みちまったじゃねえか…
十文字は軽く舌打ちをすると「正確には告白を受けた蛭魔が相手をふる所を見ていた」と訂正した。十文字の言葉に乗って黒木と戸隠も口が軽くなる。
「まじ凄かったんだって!『使えねえ女は要らねえ』って件も幌ろ」
「まさに悪魔って感じだったよな」
「ああ、まじビビったもんな」
「そ…うなんだ…。別に私、蛭魔君が誰に告白されようと関係ないから…」
消え入りそうな声で言い訳しているが、蛭魔が告白を断ったと知った瞬間、あからさまにほっとした顔をしたのを本人は気付いていないらしい。
そして、そんなまもりの様子に全く気付かなかったモン太にもため息を禁じえない。
「あ~…えっと…あ、まもり姉ちゃんは何か用があったの?」
セナがない知恵を絞って必死に話題を変えようとしている姿は痛々しくて似合っていて、なんだかその場の雰囲気が落ち着いて来た。
「え?私?あぁ、実はさっき連盟から3月のワールドユースの正式な名簿が届いたから蛭魔君に渡そうと思って蛭魔君を探してた所だったの」
でも間が悪かったみたいねと少し苦笑するまもりにセナは慌て次の言葉を探す。
「名簿発表されたんだ。ぼ、ぼくはいるかなァ?」
「名簿!?俺たちは!?」
「えっ、あの…やっぱり発表はキャプテンからって事で…ゴメンね?」
そう言うとまもりは小走りにその場から立ち去った。
その背中を見送りながらそれぞれがなんとなくではあるが結果を予感した。
―――なんでよりによってバレンタインなんだか……。
晴れ渡った空を見上げて十文字はやるせない気分になった――――。
昼休み終了まで時間は少なくなってしまった。
続く
うん?
なんかシステム変わったのかな?
追記文に文字制限ができてる?
このくらいの文字数で?
そんなに多いか??
最後まで載せたら 文字数が多いと拒否られた・・・。
なんでだ??
こんくらいで??
明日は祭りに参加せにゃならんので もう寝なきゃ・・・
また 近いうちに誤字脱字含めて編集しなおします~~~。
おやすみなさい。
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