いちゃいちゃリレー小説3
突然の実家帰省宣言
何故だ
恐らく俺のパソコンの中身を見たのだろう
中身までは見ていないだろうが、デスクトップの一番目立つところに置いたファイル名位は見ただろう
アイツが触るとは思わず、ロックもかけずに放置した俺も迂闊だったが、人のものを勝手に触るアイツも悪い
ここまで怒りと焦りのため考えたが、今考えるべきはアイツといかに和解し、家に帰ってこさせるかだ
今ごろ義父が大喜びで、「浮気か?!奴が浮気したのか?!ほら見ろ!俺はずっと言ってただろう?ああ言う奴は信用ならんと!やっぱりな!俺の目に狂いは無い!別れろ!別れて帰って来い。それが良い。もうあんな男の所なんぞ帰らんで良い!また家族三人水入らずで仲良く暮らそう。それが良いそれが良い!」…とかなんとか言って騒いでいるのだろう
こう言ってはなんだが、たぶんこれで九割は当たっているはずだ
そんな父親にアイツが素直に事情を話すような真似はしないと思うが…
しかし警戒はして然るべきだろう
まずはアイツのご機嫌取りでもしてみるか
雁屋の限定品を家に買い置き、携帯に来ねぇと喰うと脅しメールを送って、あとでじっくり話せばいい
その後は嫌というほど愛せばいい
「……てめぇは俺の何を見て不安になったんだ…」
素直にそう言えばいいものを、ぐだぐだと策を練る俺は恋愛初心者か
…まぁ、それも仕方ねぇな
「愛してるぜ、まもり」
オマエははじめて愛した女だからな
携帯に自分の策通りの文章を打ち込み、送る
そして手早く寝る支度をして、昨日より寒いベッドに胸を痛ませ、アイツも同じことを考えればいいと願いつつ眠りに落ちた
続く
さすが!
ウチの蛭魔だったら まもりさん きっと放置されますヨ★
風龍凪さんの蛭魔は優しいね~~vv
こう云う所に 私の話が甘くない理由がかくれてるのね・・・・。
続きを書くのは私★
ちょっとでも糖度を挙げるためにがんばります!
なんたってイチャイチャさせるのがコンセプトですから!!

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