今日はバレンタインデーですねv
チョコ渡しながら告白する子って・・・本当にいるんでしょうか?
フラれた上にチョコだけ取られたら・・・・悲惨だよな~・・・・。
今日はバレンタインと云う事で、バレンタイン企画小説ですv
一応、バレンタインをからめてみた・・・ってだけなんですけどね★
軽い感じで読んでもらえれば幸いですv
『SUITE 中編』に拍手して下さった方
ありがとうございます~~~!
良かった~!
拍手して下さる方がいて!
え~っと今回のお話は ウチの蛭魔の恋愛スタンスを書いてみました。
恋愛だけでなく、何事においてもかも。
『去る者追わず』 ってね。
アメフトに関しては攻めでも 自分の事に関しては案外 果報は寝て待てタイプと申しましょうか・・・。
他のサイト様の蛭魔のように 『逃さない!』って蛭魔も素敵なんですが、どうも私にはそんな格好良い蛭魔は書けないのです~~。
私自身が『去る者追わず』タイプなもので・・・。
ヘタレにはヘタレしか書けなのです★
こんな私の書くものですが、よろしかったら またお越しくださいねv
『SUITE 後編』に拍手下さった方
ラストはいかがだったでしょうか?
やっつけ仕事的になっちゃったかな~・・・と思ったりしないこともなく・・・・。
何もかもお見通しで計画的な蛭魔さんと浮気を疑うまもりを書いてみたくて考えたお話でした★
蛭魔さん・・・変に真面目なので浮気はしなさそうですよね?
拍手有難うございました!!
『Sweet Winter 7』に拍手して下さった方
拍手有難うございます!
以前に書いたお話に拍手頂けると嬉しいですわv
以前の作品も読んで下さる方がいらっしゃるんだ~vって♪
・・・・って「7」は風龍凪さまの担当の回ですけどね★
素敵小説いっぱいの風龍凪様のサイトにはリンクの『フジワカバ』より行けます!
ぜひご堪能下さいvv
ごちそうさまが聞きたくて
バレンタインデーのまもりは朝から忙しい。
仲良しの友人達、委員会の仲間、チョコの貰えないクラスメイトの男子達に休み時間毎にチョコを配らなくてはならないからだ。
「姉崎さん、ありがとうございますー!」
「姉崎さんからもらえるなんて!」
「もう俺はチョコは姉崎さんからしかいらねぇ!」
「お前、他からはどうせ貰えないだろう?」
「姉崎さんの手作りチョコ!感激だぁー!」
まもりの周りにはお手製チョコに感激しきりの男子生徒が黒山の人だかりを作っている。
「おい!糞マネ!」
泥門生なら聞いた途端竦み上がる悪魔の声が教室に響いた。
「あら、蛭魔君。どうかしたの?」
ザザザッと勢い良くまもりの周りに群がっていた男子の壁が動き、蛭魔とまもりの間に視界を遮る障害物が無くなった。
「てめえ、嫌がらせも大概にしやがれ!」
蛭魔の怒りに満ちた声にその場にいる誰もが身をすくめるが、言われた当人だけはケロりとしている。
「何の事?」
「何の事じゃねぇ!コレは何のつもりだって聞いているんデスヨ」
そう言って蛭魔が差し出したのは立派なお重の弁当箱。
その場にいる全員の視線が弁当箱へと注がれる。
「…それが…どうかした?」
「コレは何だ?」
「お弁当よ?」
「んっなこた分かってる。問題は中身だ!」
そう言いながら蛭魔が開いた弁当の中身は入れ物に違わず豪華で美味しそうだ。
見た数人の喉が鳴った。
「…えっと、ほら、バレンタインだから…ね?」
「バレンタインだからねじゃねぇよ!」
蛭魔の持つ弁当の中身は美味しそうな鶏の焼き物や、煮魚、揚げ物にサラダ等が彩り良く詰められており、振りかけや海苔でLOVEやらハートが描かれて人前で開けるのが恥ずかしいような弁当ではない。
最も、この場にいる男子達は例えどんな乙女チックな弁当だろうとまもりからなら涙を流して喜んで食べるだろうが…。
だから、このまもり手製の豪華な弁当のどこに蛭魔が怒っているのか疑問だった。
豪華で美味しそうだが普通のお弁当の何がバレンタインだからなのかその場の全員の目が弁当を凝視する。
「…美味しくなかった?」
少し悲しそうな、申し訳なさそうな顔でまもりが尋ねる。
「知らね。食ってねぇ」
「食べてないのにバレちゃったの?!」
「こんなプンプン匂やぁ馬鹿でもわかる。」
蛭魔から弁当を受け取りまもりは顔を近づけてみるが特別匂うと言う事はない。
「何でこれでわかるのかしら?」
小首を傾げるまもりの顔は無防備でとてもチャーミングで男子達の間からため息が漏れた。
「てめえ、人ん家の台所、臭くしただけじゃ飽きたらず人の弁当にまで毒を盛るとは良い度胸デスネェ?」
「だって、しょうがないじゃない。うちの台所、アレが出たんだもの…この三連休は母さん達旅行でいなかったから誰もやっつけてくれないし…」
「だからって泊まりに来てる間中、糞甘え匂いプンプンさせやがって、俺が台所に入れねぇだろうが!」
「どうせ私がいる時は蛭魔君、台所には行かないじゃない。それにこのお弁当だって食べたら美味しいと思うの。騙されたと思って一口食べてみてよ、ね?私もまだだから部室で一緒に食べましょうよ。一口食べてみて駄目だったら私のお弁当と交換するから、ね?」
そう言ってまもりは蛭魔に再び弁当を渡すと自分のお弁当の入ったバッグを持ち、蛭魔の手を引いて教室から出て行った。
「まもりさんが蛭魔の家にお泊まり…」
「蛭魔の家で作ったチョコ…」
後に残ったのはまもりにもらったチョコを手に真っ白になった男子達の屍だった。
END
他のサイト様には今年はどの位バレンタインネタ小説がUPされてるのか楽しみです~v
・・・・・まあ、こんな変な話書いてるのは私だけでしょう★
テレビで今年はチョコ飯だ!とかって紹介されてるのを観て「げぇ~!」となって思いついたネタでした★
あまりちょこを感じることなく美味しいとは言ってますが、「本当に~!?」と疑っちゃいます。
やっぱチョコはチョコで食べたい!
皆さま、素敵なバレンタインデーをvv
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