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「あ…?」
只今夜中の3時半
表示された名前は〝蛭魔妖一〟
取らないはずがなかった
この数ヶ月間どれだけこの名前が見たかった事か…!
しかし気持ちとは複雑なもので、脳に直接つながっているわけではないらしい。
出た言葉は皮肉だらけの可愛げのないものだった
「なに?今何時か解ってるの?」
『おォ。午前3時だろ』
「嫌がらせのつもりなら切るわよ?私だって明日早いんだから」
『へェ…』
「…?」
いつもの言葉が返ってこない
いつもの皮肉が返ってこない
いつもの笑い声が返ってこない
私の脳裏に過るのは別れの映像
彼は私を置いていくの?
「蛭魔君…?」
『あ?』
「どうしたの?」
『あー…』
「??」
次に聞こえたのはとても小さな我が儘で
可愛くて愛おしくて…
時間なんて関係ない
今の私に必要なものは睡眠でも食糧でもない
彼の
私の大好きな彼の少しの我が儘と愛
―――――『声ガ聞キタカッタダケダ』
大好きな声が耳の奥で繰り返している
胸の辺りではじけて
言葉にしてしまいそうな衝動
傲慢な私には分不相応な言葉
でも言ってやる
神様、少しだけ私をとめてよ
私も彼の声が聞きたいの
たったそれだけで私は生きて行ける
何だってできる
彼もそんなこと思っていたらいいのにな…
END
はぅ~~v
両想いで良いですね~~v
ウチの蛭魔さん、何台 携帯持っていようとも用事なくはかけそうにないな・・・・。
糖度が低く過ぎなんですよね・・・。
風龍凪さま
素敵小説有難うございましたー!!
リレー小説頑張らせて頂きますっ!!
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