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Scherzo and Field

好きな小説、漫画について徒然なるままに書くお気楽ブログサイトです♪  *現在、「アイシールド21」にハマっているので蛭×姉を中心に同人的要素を含んだものがあります。ご注意ください.*

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  posted by at 06:00:36 │EDIT
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彼の数式 彼女の答え

  posted by 春海 さな at 00:23:05 │EDIT
ありがとうございます!
カウンターが1000を超えましたー!
昨日のうちに超えてました。
まだ大丈夫と余裕ぶっこいてたので慌てて たった今、1000記念小説書きあげました!!

あぁ・・・「ホンマでっかTV」見て笑ってたせいで時間が遅くなっちゃいました~。
でも、見逃した回が多い割にBEST10は全部見てましたわ★
このテレビ見ながらメモとってネタ浮かんでる私って・・・変ですね。

今回のお話はタイトルとラストがなかなかまとまらず参りました。
タイトルは色々調べたけれど 諦めてやっつけ仕事になっちゃいました・・・。
ラストは部室を出て行く所で終わるハズがまも姉ちゃんが勝手にしゃべりだしちゃいましたヨ。

そんなこんなドタバタ小説ですが楽しんで頂けると幸いですv


 


           彼の数式  彼女の答え
 




部の備品の買い出しから帰ったまもりの機嫌はとても良かった。

「まもりさん 何か良い事あったんですか?」

ちょうど休憩中だったのでモン太が声をかけた。
すると まもりはいそいそと部専用の財布からレシートを取り出した。

「支払いの時、ポイントたまってますよって言われたからポイント使ったの。そしたら支払い金額がなんと1124円だったの!こう言うのって嬉しくない?」

そんな中途半端な数字の何がそんなに嬉しいのかわからず一同ポカンとした顔をしたが1人だけすかさずツッコミを入れる者がいた。

「糞マネはそんなに早く糞ババアになりたいんデスカ?ま、堂々とでけぇケーキをむさぼれる日だもんなぁ」
「違います!誕生日の数字とかゾロ目って揃うと嬉しいもんじゃない?」

そこで一同は1124の数字の意味にようやく思い至った。

「あぁ!俺も車のプレートとかで831見つけると嬉しいすっ!なんか良いこと有るんじゃないかって思うんっすよね」
「俺はやっぱゾロ目だな!777か555!良いことバッチリあるぜ」
「そう言えば長いこと行ってねぇなぁ」

黒木と戸叶も会話に参加した。
その後はそれぞれのお気に入りの数字についてひとしきり盛り上がったが

「てめぇら!いつまで休憩してやがる!」

蛭魔の怒号と銃弾の嵐に一目散にグラウンドへと戻って行った。

その日の部活解散後、いつも通り蛭魔とまもりは残って資料整理をしていた。
ようやく整理も終わり、部室の掃除をしていたまもりがパソコンをいじっている蛭魔に話しかけた。

「ねぇ蛭魔君は揃うと“おっ”って思ったり嬉しくなる数字は無いの?」
「嬉しくなる数字なんざねえが“おっ”って思う数字はある」

蛭魔が話題に乗ってくるとは思わなかったまもりは驚きのあまりつい思いっきり反応してしまった。

「えっ?!その数字っていくつ?」
「512」

蛭魔はパソコンをいじりながら簡潔に数字だけを挙げた。

「それって誕生日?!」と瞬時に身をのり出して聞き返してしまい、しまった!と慌てて口を押さえたけれど覆水盆にかえらず…。
蛭魔はニヤリと笑うと「1024でも構わねぇ」と言った。

「やっぱりそれって誕生日じゃないんだ…」

もしかしたらどさくさ紛れに蛭魔の誕生日がわかるかもしれないとの淡い期待はいとも容易く潰えてしまい意気消沈してしまった。

「生年月日なんて重要個人情報をそんな簡単にばらすわけねえだろが」
「でも誰にも教えないなら誰も誕生日お祝いしてくれないよ?寂しくない?」
「別にィ」

本当に何でもないような顔で答える蛭魔にまもりの方が寂しくなる。

「みんなにお祝いしてもらえるってとっても嬉しいのに…私だってお祝いしたいのに…」

じわりと涙が滲みそうになり、気分をかえる為に掃除に集中することにした。

会話のなくなった部室にはまもりの使うほうきの音だけがしている。
掃除が終わるのを見計らって蛭魔もパソコンを片付ける。その間も無言は続く。
まもりは勿論気づいてないが、実は蛭魔はこんなまもりの態度に弱い。
無言の行に絶えれず蛭魔が声をかける。

「オイ糞マネ。生憎 この先、俺の誕生日を知ることができるのは1人だけだなんだよ」
「それってどう言う事?」
「てめえにその覚悟が出来るかどうかって事だ。おら!帰るぞ」

それだけ言うと話しは終わったとばかりに蛭魔は部室を出て行ってしまった。
まもりは慌てて鞄を掴むと電気を消して外に出た。
蛭魔が鍵をかけるのを待ち、一緒に並んで帰る。
まもりはふと気になった疑問を口にした。

「蛭魔君が“おっ”って思うって言ったあの数字は何だったの?」
「2進法。パソコンいじる奴なら“おっ”って思うだろ」

まもりはなるほどと納得した。

「私達は10進法の世界に住んでるじゃない?」

まもりお得意の突拍子もない天然発言が出るのかと蛭魔は片方の眉をあげるだけの反応しか返さなかったがまもりは気にせず言葉を続けた。

「だから慣れるのは大変かもしれないけど…きっと大丈夫なの!蛭魔君が一緒なら8進だろうが16進だろうがね!」

蛭魔は隣を歩くまもりに視線を向けた。
まもりの横顔は凛として輝いて見えた。
それがまもりの答えだとわかる。

「俺はてめえの電卓じゃねぇぞ」

いつもの軽口を言い合いながら、どちらからともなく手を繋ぎ帰路についた。





 






 

                               Fin








あはははははは!
1000記念が こんなので良いでしょうか??
ちょっと意味不明?

手をつなぐ 蛭魔とまもり!

他の方の素敵小説ではウットリしますが 自分が書くと妙にテレますね★

こんなのしか書けませんが これから精進いたしまので お付き合いよろしくですv
蛭×姉で盛り上がりましょーーー!!!
Ya---Ha------!!

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