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Scherzo and Field

好きな小説、漫画について徒然なるままに書くお気楽ブログサイトです♪  *現在、「アイシールド21」にハマっているので蛭×姉を中心に同人的要素を含んだものがあります。ご注意ください.*

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BLOWIN’ Last

  posted by 春海 さな at 21:08:16 │EDIT
なんとか『BLOWIN’』ラストまで書きあげましたー!!

昨日、日記を書きあげてから 双子座流星群を見に外に出た時にラストまで浮かびました★
浮かんだと云うよりは、まあ、私が感じたことそのままなんですけどね~。

とっても時事ネタになっちゃって・・・
とりあえず急いでUPしまーす!

コメントはまた後で書きます~。

書き足しました。
なんだかいいわけです★




風龍凪さま
後一行で書きあげの所で消えちゃうなんてショックが大きすぎますね!
私は携帯で小説書いているのですが、何度か操作誤って消しちゃった事あります。
あの時の脱力感と云ったら・・・・。
お互いめげずに蛭×姉頑張りましょうね!!




           

            BLOWIN’ Last








「誰だって怖いものは有るしね?」

栗田の言葉にウンウンとその場の蛭魔以外のメンバーが頷く。

「僕は高い所が怖くて嫌いだなぁ…」

セナの呟きに夏彦も続く。

「僕はマイシスター鈴音のインラインスケート攻撃が怖いよ!あれは本当に痛いんだ…」

痛みを思い出したのか夏彦は身震いした。

「栗田さんの怖いものってなんすか?あんまし無さそうだけど有るんすか?」

モン太が栗田に話を振った。

「ウン。怖いもの有るよ。僕はね、試合に負けちゃうことが怖いんだ。試合ができるのは楽しみなんだけど、負けちゃったらそこで終わりだから…。」

みんなの脳裏に試合前の跳び箱にこもる栗田の姿が浮かぶ。
賑やかだった部室が栗田の言葉にしんみりした雰囲気になった。

「ケッ!」

しんみりした雰囲気を打ち消すように蛭魔が馬鹿にした声を上げた。

「そんなくだらねぇ甘っちょろい考えしてっから跳び箱に隠るような愚行しやがんだ」
「だ、だって、負けたらって考えるとやっぱり怖くなっちゃうよ~…」
「負けるのなんざ怖くねんだよ!」

キッパリと蛭魔は言い切る。

「本当に怖ぇのは逃げ腰になることなんだよ!勝つか負けるか勝敗なんざ時の運だ。だがな、逃げ腰になっらそのた時点でもう負けちまってんだよ!勝ちてぇなら逃げんな!くだらねぇこと考えてる暇はねえ!どんな事があろうとも前に進むだけだ」

蛭魔の言葉にみんなの顔がキリッとしまったものになる。

「そうだな、ここまで来たらやるしかねぇ」
「あぁ、負けりゃそれまでだ」
「絶対負けねぇ!」
「フッ、フゴッ!」
「アーハー!僕は負ける分けないさ!」
「やる気MAXー!」
「おー!!」

単純に燃え上がったメンバー達は残りのロールケーキを掻き込むように食べ終えると
「明日も練習頑張るぞー!」
「負けん気MAXー!」
「やってやるぜ!」
「おーっ!」
などと暑苦しいまでのやる気モード全開で騒々しく帰って行った。

「お先に」

ムサシもノリに乗れず少々苦笑いを浮かべながらもメンバーの後を追った。

今までの喧騒が嘘のように部室内が静寂に包まれる。

今はまもりが食器を片付ける音と蛭魔がキーボードを打つ音しかしない。
後片付けをしながらまもりは蛭魔の言葉を思い返す。

負けるのは怖くない。
怖いのは逃げ腰になること。

その言葉の裏には誰かの影を感じる。
それは誰なのかはわからないけれど、蛭魔にとって近い存在の人だと根拠の無い確信がある。

どんな困難だろうと立ち向かうのはその人の為?

胸に少しの切なさを感じつつ、まもりは帰り支度を始めた。

蛭魔が部室の鍵を閉めるのを待つ間、まもりは夜空を眺めた。

昨日の雨のおかげか、今日の夜空は綺麗に晴れ渡りいつもより星が良く見える気がする。

そう言えば今日って…。

まもりは腕時計で時間を確認すると夜空を見上げたまま、ふらふらとグラウンドの真ん中へと向かった。
人気の消えた夜の校舎はそびえ立つ真っ黒な壁のように見える。
まもりは挑むように夜空に目を凝らした。

「双子座流星群に願掛けか?」
「うん」
「まだ月が出てるから見えにくいんじゃね?」
「だけど8時頃がピークらしいから一つ位は見えないかと思って…」

隣に立った蛭魔にチラリとも視線を向けることなくまもりは夜空を凝視したまま答えた。

「必死デスネェ」
「怖くないの?」
「あん?」

蛭魔のからかい口調に乗ることなく、まもりは静かに言葉を続ける。

「本当に怖くない?」
「何が…?」
「試合が」
「負けることか?別に怖くねぇよ」
「チガウ。」
「あ?じゃあ何がだ?」
「白秋戦で怪我したでしょ…」
「あぁ」
「骨が折れる痛みとか感覚とか身体が覚えているでしょ…?もし同じようなシチュエーションになったら…」
「怖かねぇよ」
「ウソ」
「嘘ついてどうする」
「だって…」
「確かに痛みの記憶の恐怖からプレーが出来なくなったり、プレースタイルがかわる奴はいる。だが俺には関係ねえ事だ。俺は自分のプレーをするし、プレースタイルも変えねぇ。悪魔はしぶてぇんだよ」

夜空を見上げてキッパリと蛭魔は言い放つ。

「『星に願いを』なんざガラじゃねえ。帰るゾ」

確かに蛭魔と流れ星にお願いは似合わない。
自分の願いも杞憂かもしれないし、蛭魔にとっては余計なお世話だと思う。
でも、願わずにはいられない。

彼の怪我が早く治りますように
もう彼が誰にも傷つけられませんように
デビルバッツが勝利しますように

まもりは初めて自分以外の誰かの為に心の底から祈った。

「あっ」

その瞬間、夜空を3つの星が一斉に流れた。

「ねえ!見た?!今、3つもいっぺんに流れたね!凄くない?!」
「あぁ」

それはまるで願いが聞き入れられたようで、自己満足と分かっていても嬉しくなり、心の中でもう一度お願いをした。

「お待たせ。帰りましょ!」

晴れやかな顔をしたまもりに蛭魔はぽつり「お人好し」と呟いた。

「何が?」
「どうせてめえの事だ、願ったのは自分の事じゃなくて他の野郎の事だろうが」
「うん。願いが叶うと良いな…」
「はっ!本当に叶えたい事なら自分の力でなんとかすんだろ」

付き合いきれないとばかりに蛭魔は歩き出す。
まもりも後を追うが視線はどうしても夜空へと向かう。

今までの自分は幸せで、流れ星にも取り立てて願うことなんてないと思っていたのに…自分はなんて欲張りになったんだろう。

夜空を見上げながらぼんやり考えていると突然、手を引っ張られた。

「えっ」
「普通でもとろくせぇのに星見ながら歩かれた日にはいつ家に着くか分かったもんじゃねえからな」
「うん」

蛭魔に強引に手を引かれ歩きながら夜空を見上げる。

願いは必ず叶う。

確信にも似た想いを胸にグラウンドを後にした。











                         END







昨夜、流れ星見るのに 12時過ぎに外に出たら 10分もしない間に 3つ立て続けに流れ星が流れるのを見れましたv

流れ星が流れてなくても良いや!!って、願い事したとたん立て続けに3つだったので とっても願い事がかないそうで嬉しくなったのは私です★

自分の為じゃなく、人の為に本当に心から祈ったので余計嬉しかったーvv

今夜も見れるそうなので 夜空を眺めてから寝るのも良いですよ♪

・・・って、今夜は無茶寒いけど・・・・ブルブル。






今回の小説は今までの中で一番まとめられなくて駄目でした・・・。
言いたいことがブレちゃってる~~。

言い訳しますと・・・・
私がB’Zの曲『BLOWIN’』で蛭魔なイメージだと思ったのは
”負けるのは怖くない ちょっと逃げ腰になる日が来ることにおびえてるけど”って所だったんです。

実際、蛭魔って創部して速攻、王城に挑むほど、負けることを忌み嫌っていないと思うんですよね。
負けるのは当然嫌だろうけど★
負けること、それ自体を恐れてはいないと思うワケです。

それよりも負けを恐れて勝負に出れない、弱腰になることの方を嫌ってるように思うのです。
超強気な攻撃スタイルも、以前の泥門ではそれしかできなかったってのもあるけど、超攻撃スタイルで勝ってこそって思いもあるんじゃないかと思います。
それは 父親の影響じゃないかな・・・・ってね★

負けがかさんでプレースタイルを変えて結局負け犬で終わった父の存在があるからこそ
強気のスタイルは絶対に崩さないんじゃないかな。

危険なプレーに合いそうな蛭魔を見てキッドはキズのうずきを感じてたじゃないですか?
実際、あんな目にあったら心はそんなつもりはなくても、体が勝手に竦むんじゃないかと思うんですが、それすらも逃げだと蛭魔は許さず、強気で押すんじゃないかな。

そして、自分しか信じなかった父とは違い、仲間を信じる事を得た事を父に見せて、父に足りなかったものは何かを悟らせたんじゃないかな。


・・・・・自分で書いてて なに言ってるんだかわからなくなってきた。
頭の中の想いを言葉にするのって難しい~・・・・。

まあ、要約は 父の影響だよってことかな★←ちょっとチガウ。

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COMMENT[2]
風龍凪 : 2010-12-16(Thu) 10:17:40 │EDIT
無題 
おう^^
Loveloveですね~
☆の下でいちゃつく蛭魔とまもたん
素晴らしいシュチュえーション
これからも楽しみにしてます^^
春海さな : 2010-12-17(Fri) 08:26:04 │EDIT
終わりました★ 
ウチの蛭魔は手を握るくらいが良いのかも★
どうもラブラブには程遠いような・・・・。
クリスマスに向けて ラブ度上げてかなきゃ!!
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