梅雨明けしたとたん 雨は一切期待できないですね・・・・・。
庭に母が植えたプチトマト。
かじるとガリガリ音がします★
味は良いけど 歯ごたえはプチトマトじゃないよ・・・。
ゴーヤと胡瓜も植えてるのですが どうもダメっぽい。
どう考えても水不足だよ・・・・。
ろくに肥料もまいてないから栄養も不足かも★
グリーンカーテンなんて無理だよ!!
さて、熱は下がりましたが相変わらず頭痛・・・。
母には熱中症!?とビビられてますが違います。
今週は1週間、本当に体調が悪かった・・・。
もうすぐ夏休み。
なんとかスッキリしたいものです!
・・・・えっと、いつもにもまして変わり映えのしないお話をお届けいたします。
少し色っぽさを~~~ともくろんだのですが うちの蛭魔さんには情緒ってもんがないですね★
ま、私がかくものだからね・・・・。
そんなお話ですがよろしかったら見てくださいねv
「好きです。付き合って下さい」
受験の準備に入った雪光と、本格的に家業の手伝いを始めたムサシは三年に進級してからと言うもの、部活に出るのはたまにになったが、蛭魔と栗田、そしてまもりは相変わらずフルで出ていた。
今日、まもりは、元々まもりがアメフト部に関わるのを快く思っていなかった学年主任の先生に呼び出され、もうそろそろ部活は引退して本格的に受験勉強に入るように言われた。
先生の言う事はもっともだと思うが、まもりはなかなか部活をやめる踏ん切りがつかずにいた。
いつまでも部活に出るわけにはいかない。
受験の準備に入らねばならない事もわかっている。
わかってはいるがそれを実行に移せないのはひとえにあの場所がまもりにとってとても居心地の良い場所だから。
気負う事なく、自由に居られる場所だから。
物事には全て終わりがある。
いつまでもこのままで居られないことはわかっている。
だから、今日の事をきっかけにまもりは前に進む決心をした。
これまでの自分を打破して新たな一歩を踏み出す勇気を振り絞り言葉にした。
告白の化学反応
部活で遅くなった日は蛭魔が家まで送ってくれた。
それはアメフト部に入ってからずっと律儀に続いている。
今日もいつものように蛭魔が送ってくれていた。
いつもと違ったのは「話したい事がある」とまもりが蛭魔に言い、自宅近所の公園に二人で寄り道したことだ。
「好きです。付き合って下さい」
まもりの口から出た言葉に、自分たちの他には誰も居ないとわかっているはずなのに蛭魔はキョロキョロと周りを見回す仕草をする。
「蛭魔君!ちゃんと聞いてくれてるの?」
「誰も居ねえぞ?」
「はい?」
「糖分の過剰摂取で頭が湧いて幻覚でも見てんのか?」
「はぁ?」
「てめえの目の前に居るのはこの俺だ。寝ぼけんのは寝てからにしやがれ」
「寝ぼけてなんていません!」
「じゃあ、てめえの目の前に居るのは誰か言ってみやがれ」
「えっ?…蛭魔君でしょ」
「蛭魔何だ?」
「はぁ?蛭魔妖一」
「そいつがなんて言われてるか知ってんのか?」
「はい?」
「知ってんのか?」
「知ってるわ。泥門の悪魔。地獄の司令塔。傍若無人。残虐非道。口から出るのは出任せとはったり。」
すらすらとまもりの口から蛭魔への世間の評価が紡がれた。
「考えてみろ。普通そんな奴、好きになるか?」
「…ならないわね」
「だろ?てめえのは単なる気の迷いだ。忘れろ」
話しは終わったとばかりに踵を返し歩き始める蛭魔にまもりは唖然とする。
「ちょっと蛭魔君!私の告白、気の迷いで切り捨てる気!?」
「それ以外の何でもねぇだろうが」
「何でそんな決めつけるのよ!?」
「告ってるのがてめえだからだ」
「どう言う意味!?」
「てめえは一般的に見て見た目も良いし、頭も良いし、性格も良い。真面目ですれた所がねえ。泥門の天使なんざフザケた呼び方する奴もいる位だ」
普段、全く褒めない蛭魔に褒められるとなんだか照れくさくなってしまう。
「そんな奴が好き好んで俺なんかに惚れなくても良いだろうが?やめとけやめとけ気の迷いだ」
やっぱり最後は『気の迷い』と決めつけられてカチンと来る。
「勝手に決め付けないでよ!私が好きだって言ってるんだからそれで良いじゃない!誰が何て言おうと関係ありません!」
「あ――ウルセぇ!告白されんのに、何で怒鳴られなきゃなんねんだァ?!」
「それはこっちの台詞です!何で告白してるのに怒鳴らなきゃいけないのよ!」
「変な女」
「蛭魔君こそ変よ!悪魔なクセにアメフト馬鹿で、人の話しなんてちっとも聞かないクセに面倒見良くて、意地悪なクセに優しくて。変過ぎ!」
「そんな変な奴を好きだなんぞとほざいたのはどこの糞女さんでしたかネェ?」
「ムカつく!ええ、私よ!私です!悪い!?」
「別にィ?悪かねえが、よっぽどの物好きかMだろう?」
「余計なお世話です!」
「悪趣味」
「自覚してるんだから言わないで」
「こんな変な糞女と付き合える奴はそうそういねえナァ?しょうがねぇから付き合ってやるか」
「そうね、蛭魔君みたいな手のかかる人、誰も面倒みてくれないだろうからみてあげるわ」
「言うじゃねぇか」
「誰かさんのおかげでね」
蛭魔がニヤリと笑い、それを受けてまもりもニコリと笑う。
「じゃあ目閉じろ」
「何で?」
「この距離で目閉じろったら普通、わかんねぇか?」
「!! いや、でも、そう言うのって、三回目のデート位で良い雰囲気になった時に自然と…ってモンじゃないの?!いきなり目を閉じろってあんまりじゃない?」
「三回目って決めつけてる辺りが既に自然じゃねぇだろうが!」
「うっ…そりゃあそうだけど…」
「てめえはマニュアルに囚われ過ぎだ」「蛭魔君は奔放過ぎです!」
「付き合うからにはてめえに四角四面なつまんねえ糞みてぇな考え方 打破してやるから覚悟しヤガレ!」
「こっちこそ人の道のなんたるかを教えてあげるから良く勉強して下さい!」
二人の楽し気に言い合う声はまだ暫くは途切れそうにない。
天使と悪魔。
水と油。
正反対な二人が付き合いだした時、そこにどのような化学反応が起こるのか?
全ては此処から――――。
終わり
アップする作業しながら手直ししようと思ってたの思い出した★
でも、もう面倒なのでこのままアップ!
私が加えようとした色っぽさは チューの1つでも・・・・と思ったんですが・・・
喧嘩ップルになっちゃった★
多分、テレた蛭魔のテレ隠しですよ?
いや、多分★

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