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Scherzo and Field

好きな小説、漫画について徒然なるままに書くお気楽ブログサイトです♪  *現在、「アイシールド21」にハマっているので蛭×姉を中心に同人的要素を含んだものがあります。ご注意ください.*

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シュークリームに御用心!

  posted by 春海 さな at 23:45:16 │EDIT
もうすぐハロウィンですねv

いや、何の企画も考えてはないのですが、いい加減、彼岸花は終わっただろうって事で、テンプレートをハロウィンバージョンに変更してみましたv

どうでしょう?

2つあってどっちにするか迷ったんですけどね~~~。

今年はこちらにすることにしました!



・・・・で、まもりパパのお話は横に置いておいて・・・

今日は26000記念小説でーす!!
いえ~いv


あはははは~
だって、思いついちゃったから★

小話レベルの話を無駄にダラダラと長くしただけのものですが・・・・
おひまでしたら読んでみてくださいねv

オリキャラ無しの、蛭魔とまもり出ずっぱりな 珍しいお話です!!

・・・・蛭×姉サイトなのに それが珍しいって・・・どうよ?



















「じゃあ、俺と付き合うってんだな?」
「ええ、良いわよ。ただし、条件が有ります」
「あん?条件?」
「それは――――」





シュークリームに御用心!





「おい  糞一年ども パス練習すんぞ!」


蛭魔の号令にセナ、モン太、瀧の三人が集まって来た。


「いいか 投げるボールは一つ 」


三人の視線が蛭魔の掲げたボールへと注がれる。


「てめーら3人で奪いあえ!これで勝った奴が泥門のエース決定な!」
「うおおお!!」


蛭魔の思いがけない台詞に常日頃からエースの座を狙っているモン太と瀧のやる気に火がついた。


「さーて 本物はどれだ!?」


ぽぽぽ―――い


「ひぎぇええええ!」


ボールを投げるのは蛭魔だ。
蛭魔が素直にボールを投げるはずがない。

用意したゴミ箱の中からサッカーボール、バスケットボール、西瓜、林檎、キノコに食パン等は可愛いもので、ハンマー、手裏剣、鎌に剣に包丁、果ては殺傷力の高い火炎瓶に手榴弾、ダイナマイトなんて危険物まで混ぜて投げてきた。

そんなあらゆる物が降注ぐ中、瀧は目ざとくアメフトボールを見つけた。


「アハーハー 僕がエース決定だね!」
「良~~く見ねえと死ぬぞ~~」


蛭魔の言葉通り、瀧が掴んだのはアメフトボール型の爆弾で、瀧は見事に自爆して戦線離脱となった。


「ん?あのケーキ…」


セナが投げられたデコレーションケーキの細工に気付いた。


「中にボール!?」
「ムキャ~ あれかっ!!」


セナとモン太がアメフトボール入りのデコレーションケーキをキャッチする為にに同時に飛びかかった瞬間、横から凄まじい勢いでケルベロスがケーキに食らいつき、ケーキと共に泥門のエースの座をかっさらって行った……。





皆が帰った部室―――



「蛭魔君!何であんなゲームに私のケーキ使ったのよ!?昨日、一生懸命作ったのに!!」

みんながかえるまでは…と、抑えていたまもりの怒りは二人きりになったとたん爆発した。
怒り心頭のまもりに蛭魔はため息を一つつくと面倒くさそ口を開いた。


「あんないかにもなケーキ、アイツらの前に出して一体何する気だったんですかねぇ?」
「だって…今日は蛭魔君の誕生日だから…」


自分のうかつさに気付いたまもりはどもりながらもわけを話したが、その言葉はすぐに蛭魔によって遮られた。


「みんなで仲良くバースデーパーティーしましょうってか?」
「…うん」
「馬鹿がいる。馬鹿が!」
「馬鹿って何よ!?せっかくの誕生日なんだもの お祝いしたいじゃない!」
「アホか。」
「アホとは何よ!?」
「てめえは何で俺の誕生日知ったんだ?」
「えっ?」
「付き合ってやるから誕生日教えろと強要したからだろうが」
「強要なんて別に…」


怯むまもりに蛭魔は追い討ちをかける。


「彼女の特権を振りかざして手に入れた情報だろうが」
「別に振りかざしては…」
「そうやって入手した極秘情報をバースデーケーキなんつう間抜けなモンで流出させようとしたワケだ」
「……スミマセン。軽率でした。ゴメンなさい」
「幸い情報流出は未然に防げたし、本人も反省してるっつー事で、帰るか」


あっさり引き下がった蛭魔にまもりは肩透かしをくらった気分になる。


「帰るの?」
「あん?部室に泊まる気か?」
「いや、泊まりはしないけど……二人だけででも良いからお誕生日会したかったなぁって…」
「まだ言うか」
「だって…」


しょげるまもりに蛭魔は小さくため息をつくとアゴをしゃくった。


「冷蔵庫ん中」
「えっ?」
「見てみやがれ」


蛭魔の言葉にパッと顔をあげたまもりは小走りに言われるまま部室の奥にある冷蔵庫へと向かった。


「!!   蛭魔君!これって」


冷蔵庫の中にひっそり置かれていた箱を持って来たまもりの目は驚きに見開かれている。


「おーさすがシュークリームマニア」
「だって、だって!これって恵比寿のノースティンホテルのシュークリームでしょ!?ノースティンデリの!!ここのシュークリームって、半分に切ってもクリームが垂れないんですって!それなのに生クリームを混ぜたカスタードクリームはフレッシュで濃厚でなめらかならしいの!このシュー生地もね、ここまでの高さを出すのは本当に難しいのよ!小麦粉の配合がポイントでね、クッキーの層が乗っかってて…」
「あー、てめえがシュークリームマニアな事は良くわかったから落ち着きヤガレ」


興奮を抑えきれないまもりに蛭魔は嫌そうな表情を浮かべた。


「だってここのシュークリームはすぐに売り切れちゃって幻のシュークリームって呼ばれてるのよ!?予約だって2日前までだし……。もしかして、蛭魔君、私の為に予約してくれた?」
「てめえのやりそうな事はお見通しですから」
「…ありがとう」


ほんのり頬を染めてお礼を言うまもりに蛭魔はフンと満更でもない顔で鼻を鳴らした。


「おら、帰るぞ」
「えっ?一緒に食べないの?誕生日祝いでしょ?」
「誰がそんな糞甘いモン食うか。俺ん家で食や良いだろ」
「蛭魔君の家で?蛭魔君のお家だったらお祝いしても良いの?」
「どーぞご勝手に」
「じゃあ、私、何か作るね!スーパー近所に在る?何が良い?」


ウキウキと帰り支度を始めたまもりを見ながら蛭魔はいつも以上の人の悪い笑みを浮かべる。


「いや~お誕生日会、楽しみだナァ~」



幸せ気分で迂闊にも悪魔の住処へ足を踏み入れてしまう事になったまもり。
バースデープレゼントを要求する蛭魔に彼女は太刀打ちすることはできるのか!?


まもりの運命やいかに――――!?







END




21巻の巻末のおまけページを読んで思い付いたお話し★

蛭魔がケーキ、しかもデコレーションを持ってるなんて!!って事で、考えたお話でした。


えっと、蛭魔が用意してたシュークリームは実在します。
実際、恵比寿のホテルの奴。
ただし、ホテルの名前は変えてあります★

しかーし!
実は私はシュークリームがそう好きではないの★
食べないわけじゃないけど・・・。

カスタードクリームも柔らかいシュー生地もどーでも良いタイプ。
まもりさんとは話が合わない★

ただ、以前、お世話になってた小児科の近くのパン屋さんのシュークリームは好きだったv
シュー生地がカリカリで、カスタードと一緒に生クリームも入ってるのvv

ここのは好きだった。
なんだか また食べてみたくなったな~~。



次は まもパパか、27000記念小説どちらかです。
多分★

どっちにしょうかな~~~。

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