posted by 春海 さな
at 18:03:55 │
EDIT
眠い~~眠い~~眠いですぅ★
なんだか お話がなかなか進みません・・・。
とにかく眠い!
昨夜は早く寝たのに眠い。
一日中眠気との戦いです。
なんでこんなに眠いんだか??
え~っと・・・
ずいぶん前に書いた『RUN』の続編です。
こんなんですが蛭×姉なんですよ?
でも出てこないけど★
も~自分でも呆れるくらいオリジナルストーリー炸裂!
そして、終わってません。
続いてます。
その続きもいつになるやら~・・・・遠い目しちゃいます。
ま、ヒマつぶしに読んでみても良いよって方のみお読みください。
大した話じゃない上に、やったら暗いです★
本当にね・・・どしましょ?

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RUN 2
12月の冷たい空気が今は心地良い。
俺の両親は見合い結婚だった。
親父の職場の上司の紹介で両親は出会い、程なくして結婚した。
結婚して暫くは共働きだったが、俺を妊娠したのを機に母は仕事を辞めて専業主婦になった。
俺の親父と言うのは悪い人間ではないが、超がいくつもつく堅物で真面目な男だ。
当然、考えも一事が万事「こうあるべき」と凝り固まっていて融通も余裕も無い。
家事、育児と言うものは仕事とは違い成果を認められにくい。
何故なら「やるのが当たり前」だと思われているからだ。
母は商社に勤め、将来を嘱望されていた遣り手のキャリアウーマンだった。
それが、妊娠したことで仕事を辞め、家庭に入った事で社会から取り残されたような気分になるのに時間はかからなかった。
夫に愚痴を言っても「それがお前の仕事だろう」「俺は仕事で疲れているんだ」と突き放さる。
同僚達はイキイキと綺麗に着飾り遣り甲斐のある仕事をバリバリして輝いている。
胸をかきむしる程、同僚達が羨ましく、どれ程、無理解な夫に苛立ち、自分がつまらない人間に思えたことだろう。
俺が幼稚園に入った頃、母は職場に復帰しないかと上司誘われたらしい。
しかし、堅物な親父はそれを許さなかった。
「十分な稼ぎが有るのに何故働く必要がある?家庭をきっちり守るのがお前の仕事だ」と、けんもほろろだった
。
話しを聞こうとも、妻の気持ちを理解しようともしない夫との溝は少しずつ、しかし、確実に広がり、俺が小学生になった頃、決定的な出来事が起こった。
小学校から帰ると、家にいるハズの母が居ない。
最初はちょっと待っていれば母が慌てて帰って来ていたが、玄関の前で一人、立って待つ時間がだんだん長くなり、そのうち、合鍵を渡され自分で家に入るようになり、母は夕御飯の支度に間に合う時間に帰るようになっていた。
帰ると母が居ない日も時間が長くなるのと平行して増えて行った。
しかし、帰って来た時の母はいつも機嫌が良くて優しくて、おしゃれしていて綺麗だった。
イライラと「母さんは忙しいの。早く宿題しておきなさい」と顔も合わせず文句だけ言う事もない。
お出かけした日は話しをちゃんと聞いてくれる。
子供ながら、ぼんやりと、その日の母が優しいのは罪悪感からだとわかっていた。
母が何か良くないことをしているんだと気付いていた。
だけど、自分の話しを聞いてくれる母が嬉しくて、仕事の虫の父が気付かないのを良いことに、自分の中にどこか背徳を抱えながら、その僅かだけど大切な時間を守る為に黙っていた。
天網恢恢疎にして漏らさず。
母の秘密は何よりも守りたかった俺の失態から露呈した。
人の目とは恐ろしいもので、俺が二年生に上がった頃、母の噂が同級生の母親達の間でまことしやかに話題になっていたらしい。
耳年増な同級生の一人が親の噂話しを聞きかじり、俺をからかってきた。
最初は相手にしていなかったが相手にされない事に腹を立てた奴は仲間と共に中傷を徐々にエスカレートさせた。
我慢の限界が来た時、俺はそいつらに飛びかかった。
あっちが複数いたのに対し、こちらは一人だったが、まさかいきなりキレて反撃して来ると思ってもいなかった奴等は体制を崩し逃げ出した。
その時の俺はマジでぶちキレていたから追う手を緩めなかった。
鬼の形相で追って来る相手はさぞや怖かったことだろう。
掴もうとした俺の手を振り向き様に払い、そして俺を突飛ばした。
奴がいたのが階段を登りきった踊り場で、追いかけていた俺は当然、階段をかけあがっている所で…。
突飛ばされた俺は万有引力に乗っ取り階段を勢い良く転げ落ちた。
無様に床に這いつくばった俺は何気なく頬に手をやり、その手が真っ赤に染まっているのを見たのを最後に気を失った。
学校は家に連絡したが、連絡がつかないと親父の職場に電話をかけた。
連絡を受けた親父は俺のいる病院に飛んで来た。
無関心な親父が血相をかえて飛んで来てくれたことを喜ぶよりも、その時の俺は自分達が帰る前に母が家に帰って来てくれていることを祈っていた。
しかし、俺の祈りも虚しく、母は家にはいなかった。
いつも通りに夕方帰って来た母が俺達を見た時の顔が忘れられない。
続く
・・・・・・・・・・・・・・??
これ、ずいぶん前に書いたまま放置してたのですが、この時の私って、何か精神的に参ってたのかしら?
やったら暗い話だなあ~・・・と読み返して呆れましたヨ★
posted by 春海 さな
at 00:09:51 │
EDIT
私は蛭魔が好きで、蛭×姉が大好きです!
大好きなんです!
大好きなんですよ~~!!
・・・なのに、今回のお話は十文字が主役。
蛭魔もまもりもロクすっぽ出てきやしない★
十文字って、一人 グルグル悩むのが上手そうですよね!
そんな十文字を「またか・・・」って漫画読みながら眺めるトガと、気付かず ノー天気な黒木な図が私の3兄弟のイメージ。
あ、でも、黒木は気付かないフリしてるってのもあるな。
突然妙に核心を突いてくる奴っぽい★
今回のお話の最大の注意点としましては・・・・まだ途中です。
しかも続きは書くかどうかわかりません。
いや、話は頭の中にあるのはあるんですが、それを文字にするのはな~・・・・。
ここまでせっかく一気に書いたんだから~・・・とUPしますが 続きは書くとしてもずいぶん先だと思います。
だいたい、こんな話に需要があるとは思えない!
これって どこが蛭×姉!?って言われそうだし・・・・。
私の中ではしっかり蛭×姉なんですけどね★←そんな話ばっかし・・・。
それでも、まあ、かまわないよ。
とりあえず読んであげるって方のみ お読みください。
苦情は・・・・コメントでよろしくです。

RUN
部活終了後、商店街へ向かう道をトガと黒木とダラダラと歩く。
どうせ中退する奴らと言われた俺達もこの春、揃って三年生に進級した。
もうじき部活も引退し、新たな道へ向かう準備を始めなきゃならねぇ。
鞄の中には白紙のままの進路希望用紙が入っている。
まだ先だとたかをくくっていた現実が目前に迫って来やがった。
いつまでもこのままで居られないことなんざ百も承知だったが少しでも長くこのままで居たいと足掻く往生際の悪い俺がいて、ここの所の俺の気分は下降の一途をたどっていた。
そんな俺を見兼ねてか久しぶりにゲーセンに行こうとトガと黒木が誘って来た。
こいつらに心配されるなんてなぁと思いつつ、そんな気づかいが嬉しいのも事実で俺は二つ返事でゲーセン行きを決めた。
久しぶりのゲーセンに到着したとたん、格闘ゲームの新台に目を輝かせた黒木のたっての願いでネット対戦となった…が、俺を励ますと言う当初の目的が頭から綺麗さっぱり消えた黒木に完膚なきまでにボコにされた。
一心不乱に目の色かえって格ゲーに打ち込む黒木に隣りで漫画読みながらちら見して呆れるトガ。
こうしているといつまでもこのままで居られるんじゃないかって気になって来る。
そんな事は無理だと分かっているのに…。
また気分が沈んで来た自分に嫌気がさし、気分転換に一人ゲーセン内をぶらついた。
パチンコ台やスロットの奥にルーレット台があった。
部室にあったルーレット台もスロットも悪魔が卒業すると同時に消え失せた。
久しぶりに見るルーレット台。
そこに長い足を乗せこちらを見てニヤリと笑う悪魔が見えた気がして一瞬身震いした。
「クソっ!」
そんな自分を叱咤するがそんな俺を「ケケケ」と笑う悪魔の声が頭の中で響く。
俺の迷いなんて全てお見通しだと空想の中ですら悪魔におちょくられる俺って何なんだ…。
一気に脱力感に襲われる。
こんな情けないのは腹が減ってるせいだ。
少々やけ気味に まだ格ゲーに夢中の黒木の襟を引っ張りファーストフード店へ足を進めた。
無理やりゲームをやめさせられてふてていた黒木だったが、ハンバーガーを頬張りながら今までの格ゲーについて熱く語ってすっかり機嫌が戻っていた。
つくづく単純で羨ましい。
黒木の話しが途切れた所でトガが突然「進路希望用紙提出したか?」と聞いて来た。
脈絡なく突然だったから「いや…」と返すだけが精一杯だった俺を気にする風もなく、トガは「お前は大学行けよ」とさらりと言った。
「お…お前らは ど、どうすんだよ」
情けなくもどもりながら聞く俺の問いに答えたのは何処までもノーテンキハツラツな黒木だった
「はい!はいはい!俺な俺な 馬鹿だし もう勉強したくねぇし、だから就職に決めたぜ!だけどさぁ まだアメフトはしてぇじゃん?なので就職先は武蔵工務店希望にする事に決めたぜ!トガもだよな?」
「あぁ、俺も大学行く頭ねぇし、働きながら漫画描くのも悪かねぇし、武蔵工務店ならアメフトも続けられるし。それにあそこはこの不況でも悪魔のお陰で繁盛してるって話しだしな」
また悪魔が俺の頭の中で「ケケケ」と笑う。
「だから俺らの事は気にせず十文字は大学行けよ」
「悪魔たちみてぇに三國志とは行かねぇけど ライスボールで激突ってのも悪くねぇ」
俺がウジウジしてる間、こいつらはしっかり未来を見てたんだ。
長男とか呼ばれておきながらこいつらが居ないと駄目だったのは俺なんだと気付かされた。
大学か…。
自分の考えに沈み込みそうになった俺を現実に引き戻したのは近くの席に座ったカップルの怒鳴り声だった。
何を揉めてるのかは分からないが女の剣幕は凄まじく、店じゅうにヒステリックな声が響き渡っている。
一言二言返す男に顔を紅潮させて矢継ぎ早に言葉を投げつける女の目は尋常ではなかった。
最近忘れていた黒い記憶の箱が開きそうになる。
ヤバい。
嫌だ。
吐き気を感じる。
俺の異変を感じ慌て帰り支度した黒木たちに急かされて店を後にした。
しばらく夜風にあたると吐き気は治まった。
心配する二人に礼を言い別れた。
今は一人になりたかった。
ふらふらと歩き、気がつくとガキの頃によく遊んだ公園のベンチに座っていた。
続く・・・・・・かな?
はぁ?
一体、何が言いたいんだ??って言われそうですが・・・・
要は、友達って良いよって話と 最京大に行った理由を書いてみたかっただけです。
そしてこれは蛭×姉なのです★
この続きは多分、十文字の暗い回顧です。
暗いの書くのはパワーと勢いがいるので ひとまず休憩。
しばらくは風龍凪さんとの企画のリレー小説やります!
・・・って、予定ですが、どうなるかは未定★
今回の小説のタイトルの「RUN」はB'Zの曲より頂きました。
この曲は十文字の歌だと思います♪
曲をきいてるといつも「死ぬならひとりだ 生きるならひとりじゃない」って所がジンと来るのですが、改めて歌詞を読み返すと、本当に素晴らしい詩だと感銘を受けます。
ファイトだー!!って思えます。
最近、いじめによる自殺のニュースを見てやるせなさと憤りを感じてしまって・・・・。
友達って大切です。
私は何度も引っ越ししたけど、そのたびに良い友達と出会えて幸せ者だな。